2012年07月05日
ビオチンと皮膚疾患
ビオチンと皮膚疾患
自然免疫力（元気になる力）をアップさせ、
自分の力で健康になるためのお手伝いを実践している
三芳薬品の体質改善アドバイザー古賀正三です。
昨日は、皮膚の悩みについて、カバナVie2紹介しました。
今日は、そのカバナVie2に配合されている、「ビオチン」について詳しく紹介します。
カバナVie2 に配合されている原料の一つ、ビオチンについて説明です。
他の呼び名では、ビタミンH・ビタミンB7・補酵素Rとも呼ばれます。
食品とビオチン
ビオチンは、食品中から摂取することができ、通常の食生活において欠乏症を発生することはないのですが･････。
ビオチンは多くの食物(レバー・豆類・卵黄)に含まれ蛋白質と結合した形で摂取しますが、そのままでは腸からは吸収されません。
腸内にあるタンパク質分解酵素(ビオチニターゼ)がビオチンと結合しているタンパク質を外し、ビオチンの形になり、腸管から吸収されて利用してます。
このようなビオチンを作る過程や吸収する過程に異常があると、ビオチン欠乏症が起こるといわれています。
その原因は、
＊母親の腸内細菌の構成が悪玉菌優勢
善玉菌劣勢の場合(遺伝や体質ではありません)
抗生物質を長期間使用・脂肪分が多い食生活を長期間続けた
手術で腸の大部分を取り除いたなど。
疾患を持つ人では、菌叢の構成に異常があるため、ビオチンの消費、分解が亢進し欠乏を生じることが推察されています。
下痢便または頑固な便秘はこの可能性が高いようです。
＊腸内細菌は出生時母親から株分けされるようで、母親の腸内細菌の構成に似てしまいます。
影響の大きい食べ物→生卵白
生卵白のタンパク質(アビジン)は、腸管内でビオチンと結合し、ビオチンの吸収を阻害します。
整腸作用が大事
腸内のさまざまな細菌は他のビタミンも作ります。
しかし、細菌の構成が変わり悪玉菌が優勢になると、作ったビタミンを破壊したり、消費したりすると、ビタミン欠乏がおこるといわれています。
ビオチンは水溶性のビタミン
ビタミンには水溶性と脂溶性があり、ビタミンB群やビタミンCなどの水溶性のものは、腎臓から排泄されるため、効果を望む場合には一定の間隔で投与する必要があります。
一方ビタミンAやDなどの脂溶性のものは、体の脂肪組織に蓄積しやすく排泄しにくいため、摂り過ぎは注意が必要です。
＊ビオチンの取り込みは空腸で最も早い。
ビオチンの機能性と皮膚疾患
ビオチンが欠乏すると、皮膚炎においては皮膚の角質層を固めている＊セラミドの量と性状が変わり、角質層の状態がくずれ、外界からの刺激が皮膚の内部にまで侵入し、皮膚に色々な異常をおこします。
＊セラミドとは外の環境から脂質で層を作り肌に良くない細菌やウイルスなどの進入を防ぐ働きをします。
セラミドは肌の角質細胞をつなぐ役割を果たし、脂質全体の40％～65％程度あります。
掌蹠膿疱症と皮膚疾患
ビオチンが欠乏すると、不飽和脂肪酸に分類される成分が作られなくなる為、リンパ球(白血球の一種)の免疫抗体が過剰に作られます。
抗体にはG .A .M . Eのタイプがあり、Eタイプが過剰状態になって皮膚に沈着するとアトピー性皮膚炎が発生し、Aタイプの抗体が手や足に沈着すると、掌せき膿庖症が発症。
それが骨膜にも沈着すると掌せき膿庖症骨関節炎になると言われています。
掌せき膿庖症は、代謝障害に由来する免疫異常による病気です。
腸管壁 → 悪玉菌刺激 → M抗体 → A .E .G 抗体などが過剰 ⇒ 発症
ビオチンと糖尿病
血液中のブドウ糖（血糖）は、体内の数種の酵素で分解され使われます。
兵庫県立大学の渡邊先生の研究では、糖尿病の発生には、インスリンだけが関わっているのではなく、糖尿病の発生にインスリンを介さないブドウ糖の代謝障害にビオチンも関わっていることを示しています。
免疫学的な機能性
ビオチン欠乏すると酵素活性が低下し、これによって生じる高血糖、分枝鎖アミノ酸（ﾊﾞﾘﾝ ｲｿﾛｲｼﾝ ﾛｲｼﾝ）の増加、不飽和脂肪酸の減少が認められています。
また、ビオチンが欠乏すると代謝障害が起こり､Ｔリンパ球の抑制細胞が活性化せず、抗体作りに歯止がきかなくなります。その結果、過剰になった抗体が皮膚や骨膜に沈着して、病気を発生します。
ビオチンは、免疫異常の病気(アトピー性皮膚炎・掌せき膿庖症・尋常性乾癬など)種類に関係なく、代謝障害や免疫異常が正され、治癒するようです。
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皮ふの悩みに多くの実績があります。
ホクサン（旧社名北海三共）の
カバノアナタケ製品
『カバナＶｉｅ２』
少しお高いですが、皮ふに特化した優れた商品です。
カバノアナタケは、β-グルカンが豊富に含まれています。
カバノアナタケエキスに、ビオチン、パントテン酸、ビタミンＣ配合
安心と信頼のカバノアナタケ製品です。
当店ではその他にも、「ニューザイム輝源」、「有機浅井ゲルマニウム製品」、「万寿霊茸（まんじゅれいしょう）」などの免疫賦活商材を取り揃えており、症状に応じてお勧めいたしております。
お悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
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細胞内解毒（細胞のドブ掃除）に働く酵素群の活性因子、
無限の可能性を秘めた“ＭＲＥ新酵素（ＭＲＥ菌醗酵分解物質）”
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ニューザイム輝源、過去の関連記事↓
ブログ過去記事、
ニューザイム輝源飲用1ヶ月、ニューザイム輝源（きげん）
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お問い合わせ（メール
）⇒こちらからお気軽にどうぞ
お電話
⇒０９５５-６２-２３０７
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ＭＲＥ複合リガンド物質が世界知的所有機関（ＷＩＰＯ）で公開されました。
発明の名称：免疫増強組成物及びそれを製造する方法
（要約）
本発明は、自然免疫及びそれに続くリンパ球の免疫を、細胞を痛めつけることなく活性化させることのできる効果的な免疫賦活物質を有する免疫増強組成物を提供することを目的とするものであり、ＭＲＥ共生菌群から選択される１若しくはそれ以上の菌類を分解することによって生じる免疫賦活物質を有効成分として有するものであることを特徴とする、免疫増強組成物である。
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ネットショップ⇒http://www.kenko-miyoshi.com
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三芳薬品 古賀正三
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整腸作用が大事
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しかし、細菌の構成が変わり悪玉菌が優勢になると、作ったビタミンを破壊したり、消費したりすると、ビタミン欠乏がおこるといわれています。
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ビタミンには水溶性と脂溶性があり、ビタミンB群やビタミンCなどの水溶性のものは、腎臓から排泄されるため、効果を望む場合には一定の間隔で投与する必要があります。
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Posted by 小象 at 23:30│Comments(0)
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