2010年02月09日
60年前の写真
古い写真が出てきました。
写真の裏を見ると、昭和二十四年と書いてありました。
約60年前の写真です。

真ん中の着物姿が、現三芳薬品の創業者、祖父の嶺川利三(みねかわりさぶ)です。
創業は、昭和4年8月1日。
創業時の屋号は「三芳商会」で、佐賀県一円卸売りもしていました。
当初は自転車での営業だったそうです。
屋号の三芳は、祖父の著書「我が足跡を辿る」によると、当時の日本の代表的な財閥は、三井・三菱で、製薬会社は三共があったからとのこと。祖父の名前も「三」が入っています。三芳の「芳」は、かんばしくあり度い為と著者には書いてあります。
(若くして亡くなった祖父の長女の名前は「芳子」でした。)
祖父は大変なアイデアマンだったようです。
マッチに「親切第一クスリはミヨシ」、片面には「雨降りでも夜中でも町内配達5分」と言う標語を書き、店に来たお客様全員に配って、大反響だったそうです。
その他にも、「三芳衛生タイムス」という資料を月1回の発行し、自転車で回って各戸へ配布したとのことです。
電話番号も「四十九番」は「シジュウクルシム」と嫌われていましたが、「ヨクナル」とこの番号を買って、語呂合わせで「四九」ヨクナル番として宣伝したとのこと。
戦前の昭和一桁、小売店がこのような宣伝をすることなどは無かった時代です。
現代に置き換えてみても人がやらないようなことをやらないとダメだなあ と、本を読み返してみて思いました。
著書に書いてある、祖父の波乱万丈の一生は、またの機会に書いてみたいと思います。
創業80年の三芳薬品です。
創業者の名に恥じぬよう頑張ります。
これからもよろしくお願い致します。
↓三芳薬品のホームページです。
三芳薬品HP
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写真の裏を見ると、昭和二十四年と書いてありました。
約60年前の写真です。

真ん中の着物姿が、現三芳薬品の創業者、祖父の嶺川利三(みねかわりさぶ)です。
創業は、昭和4年8月1日。
創業時の屋号は「三芳商会」で、佐賀県一円卸売りもしていました。
当初は自転車での営業だったそうです。
屋号の三芳は、祖父の著書「我が足跡を辿る」によると、当時の日本の代表的な財閥は、三井・三菱で、製薬会社は三共があったからとのこと。祖父の名前も「三」が入っています。三芳の「芳」は、かんばしくあり度い為と著者には書いてあります。
(若くして亡くなった祖父の長女の名前は「芳子」でした。)
祖父は大変なアイデアマンだったようです。
マッチに「親切第一クスリはミヨシ」、片面には「雨降りでも夜中でも町内配達5分」と言う標語を書き、店に来たお客様全員に配って、大反響だったそうです。
その他にも、「三芳衛生タイムス」という資料を月1回の発行し、自転車で回って各戸へ配布したとのことです。
電話番号も「四十九番」は「シジュウクルシム」と嫌われていましたが、「ヨクナル」とこの番号を買って、語呂合わせで「四九」ヨクナル番として宣伝したとのこと。
戦前の昭和一桁、小売店がこのような宣伝をすることなどは無かった時代です。
現代に置き換えてみても人がやらないようなことをやらないとダメだなあ と、本を読み返してみて思いました。
著書に書いてある、祖父の波乱万丈の一生は、またの機会に書いてみたいと思います。
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Posted by 小象 at 23:26│Comments(0)
│日々の出来事