2009年10月07日

薬の保管方法

今日、以前胃腸薬を購入されたお客様が、「これまだ大丈夫かな?」と、残り20錠ほど入った商品を持って来られました。

薬の保管方法
写真右が、問題の商品。左は通常のものです。

写真では分かりにくいですが、明らかに変色していました。
そして、臭いがカビ臭かったので、飲まないようにお願いしました。

聞いてみたら、冷蔵庫で保存されていたそうです。
出し入れしているうちに湿気がビンの中に入ってしまったものと思われます。
何でも冷蔵庫に入れて保存するのは間違いです。
瓶の蓋も開けっ放しにしていると、湿気の多い時期などはあっという間に湿気が入ってしまいます。

それに錠剤を手のひらに出してそのまま瓶に戻してらっしゃいました。
医薬品やサプリメントは素手で触るのは良くありませんよface06


以下、

~保管と取り扱い方法~

1)変質を予防するため、薬は高温・多湿・直射日光を避け、暗くて涼しい場所に保管しましょう。
2)誤用お避けるため、小児の手の届かないところに保管しましょう。
3)薬は他の容器に移しかえてはいけません。誤用の原因になったり、品質が保てなくなることがあります。
4)開封していなくても、使用期限を過ぎた薬は使用してはいけません。

・坐剤は30度以下に保存するなど、その薬に特有の保存方法があります。
外箱や添付文章に書いてあるので注意しましょう。

・また、開封した薬は変質しやすいため、使用期限内であってもなるべく早めに使用してください。
外箱や瓶・袋に開封時の日付を書いておくと便利です。

・年に一度は薬箱を整理し、使用期限を確認しましょう。

・薬の外箱や袋、説明書などは、使い切るまでとっておきましょう。


~開封後の使用期限~

薬の外箱に書かれている使用期限は開封されていない状態のものです。
開封すると、酸素や湿気、雑菌などにより、劣化が進むので、保管する場合はきちっと封をし、冷暗所に置いて、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

ドリンク剤は口を開けたら、その場で飲みきるのが原則です。

散剤や顆粒剤などの分包は、袋の口を折り返して保管し、2日以内に飲みきります。
分包を開けなければ、使用期限まで使えます。

瓶入りの錠剤は6ヶ月が目安です。

ボトルタイプの目薬はなるべく早く(1ヶ月以内)使い切ります。

シロップ剤は6ヶ月が目安ですが、沈殿やにごりなどがあれば使わないでください。

クリーム・軟膏剤は6ヶ月が目安ですが、色や性状が変わっていたり、分離している場合は、使わないでください。

↑以上、大正製薬サポート情報より引用。


※当然わかってらっしゃるだろうという思い込みは禁物ですね。
薬(健康食品も同じ)は、用法用量を守ることや、生活における養生法などしっかりアドバイスするように努めたいと改めて思いました。


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Posted by 小象 at 22:00│Comments(0)健康情報
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