相知～くすり屋店長の健康通信、日々研鑽

ノロウイルスが、流行しそうです。
４年前の２００６年に流行しましたが、その時に近い推移のようです。

（以下、読売新聞より）
ノロウイルス猛威…感染性胃腸炎、昨年の３倍に
読売新聞 11月25日(木)11時54分配信

　下痢や嘔吐(おうと)を繰り返す感染性胃腸炎の患者が急増し、流行期を迎えたことが、国立感染症研究所の調査でわかった。ノロウイルスが主な原因とみて、手洗いなどの徹底を呼びかけている。

　全国約３０００の小児科から報告された感染性胃腸炎の患者数（今月８～１４日）は、１医療機関当たり７・７人。前週の５・３１人から約１・５倍に増え、４週連続の増加となった。昨年同時期の３倍以上で、過去１０年では大流行した２００６年に次いで多い。患者は、７歳以下が７割以上を占めている。都道府県別では、大分、山形、新潟の順に多く、佐賀を除く４６都道府県で前週より増えた。

　ノロウイルスは例年１２月に感染のピークを迎える。同研究所感染症情報センターの安井良則主任研究官によると、感染予防で最も重要なのは、せっけんによる手洗いだという。「吐いた物や下痢便には大量のウイルスが含まれ、子どもの間で簡単に感染が広がる。症状が出たら保育園や学校を休んでほしい」と話している。 .
（以上）


　「佐賀は流行っていないのか？」
と思って調べてみましたが、昨年に比べたらかなり多いようです。

⇒佐賀県感染症情報センター

ノロウイルスは、あっという間に広がります。
お子さんが感染したら、必ず学校を休ませてください。

インフルエンザより、嘔吐＆下痢のほうがきついです。

罹ってしまったら、脱水症状から酷くなることがありますので、こまめに水分補給をすることが大事です。

吐しゃ物を処理した後の雑巾を、水洗いしてそのまま廊下など干していると、そこから一気に広がります。
塩素系の消毒を必ずおこなってください。

吐しゃ物処理などを行う場合、大幸薬品のクレベリンスプレーがあると便利です。
クレベリンの置型も除菌にいいですよ。

脱水時の水分補給は、『ＯＳ－１』がおすすめです。

感染予防は、手洗い、うがい、そして、マスクエチケットです。
昨年の新型インフルエンザ騒動から、おちついて、気が緩んでいるのもあるかもしれませんね。

手をこまめに洗ったり、アルコール除菌などしていると、手荒れしやすくなりますが、手が荒れているとウイルスや細菌が付着しやすくなります。
チューブ式のハンドクリームを携帯して、手洗い後などにこまめにつけるようにするといいですよ。

睡眠不足や、疲れが溜まっていたりしている時に、感染しやすいです。
栄養をとって、早めに休みましょう。



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