相知～くすり屋店長の健康通信、日々研鑽

　今日も昨日に引き続いて、認知症の話です。
だれでも歳をとり老いていくんですが、年齢を重ねるごとに、見た目の若さの個人差が際立ってきます。
当店のお客様でも９０歳代のお客様がたくさんいらっしゃいますが、元気で来店される方は、皆さん若い。
今日も９５歳のおばあちゃんが、白内障にとニューアイリタンを買いに来られましたが、見た目は９０代にはとても見えませんでした。

長生きしても寝たきりではなく、元気でいたいものですね。



●良い生活習慣は、人生の後半を豊かにする！

■酒なら夕食時に赤ワインを一杯
　飲みすぎは高血圧を招きます。
でも１日に１合ぐらいの適量の飲酒は、ストレス解消と善玉コレステロールの活性化が期待できます。

■適度の運動を習慣づける　
　ウォーキングなどの運動は、脂肪の燃焼をうながし、動脈硬化を招きやすいＬＤＬコレステロールの合成を妨げるなどの効果があります。
高血圧や高脂血症も改善するのです。
ストレス解消の効果もあり、ともかく良い習慣として続けることが大切です。
適度とは30～60糞続けても呼吸が苦しくならない程度のこと。

■ドリンクはビタミンＣの多いオレンジジュースなどを選ぶ
　水溶性のビタミンＣは、血液中で働き、通常４～５時間で排出されますが、肉体の疲労、体力の低下、出血予防、神経障害など、さまざまな働きをします。
歳をとると栄養の代謝と解毒を行う肝機能が低下、ビタミンＣの利用率が悪くなるので、心掛けて補充しましょう。

■脂肪の多いバターよりビタミンＥの豊富なピーナッツバターを　
　動脈硬化の発生には、血液中の脂肪、コレステロール値が大きくかかわっています。
ビタミンＥは、細胞膜の内部で、ガンの原因となる活性酸素の発生を消去するので、とても重要です。
落花生のほかアーモンド、さんま、アボカド、ブロッコリー、油漬けのツナなどもビタミンＥの多い食品です。
効果的にビタミンＥを摂取できるサプリメントでは、エーザイの天然ビタミンＥ＆シソ油の、「ユベラックスα」がお勧めです。

■食品の成分リストの上位に砂糖があったら避けること
　内臓脂肪を減らすには、砂糖やケーキ、チョコレートなどにイエローカードを。
糖分は吸収が早く、体脂肪になりやすいだけではありません。
血糖値を急に上げると膵臓に大きな負担がかかり、体調悪化の原因になります。

■家系にガン患者がいないからと油断しないこと
　ガンには、確かに遺伝的ファクターもあります。
アメリカのＣＤＣ（防疫センター）が病気の原因をライフスタイル、環境、遺伝の３つに分けて、どれがいちばん関係が深いか調べたところ。遺伝はせいぜい25%、複数の素因が複雑にからんで発生するのです。

　たとえば、大腸ガン、乳ガン、胆嚢ガン、前立腺ガンなどは、脂肪のとりすぎが重要な引き金。
だから近親者にガン患者がいないからといって油断は禁物です。
　仮に発症しやすい体質でも、よい生活習慣を守っていれば、発病せずに生涯を全うできることも可能なのです。

■食物繊維をたっぷりとる
　50歳を越えると便秘になりがちです。
大便のかさが増したり、腸の蠕動運動をうながすのが食物繊維。

　きのこに含まれるグルカン、豆の皮や梨、いちごなどの果肉細胞にあるグリニン、野菜の細胞壁に存在するセルロースなどの『不溶性食物繊維』。
海藻に多いアルギニン、果物のペクチン、こんにゃくのマンナンなどの『水溶性食物繊維』。
胆汁酸やナトリウムの排泄をうながし、高脂血症や高血圧の改善に役立ちます。
1日20～25グラムを摂取したいものです。

■食事のＢＧＭはスローなクラシックがいい
　治療の補佐役として『音楽療法』が研究されています。
たとえば、モーツアルトの曲には心が安定したときに出るアルファ派という脳派を引き出し、気持ちを安らかにさせ、細胞を活性化させる効果があります。

　それぞれの臓器は、脳からの神経系連絡網の伝達で働いているのです。
また、内分泌系では、さまざまな作用をするホルモンが、血液にのって情報の伝達を行います。
心身のストレスを避ければ、消化がスムーズになるのは当然です。

■サプリメント摂取を毎日の健康習慣のひとつに
　毎日野菜を食べているから大丈夫と思っていても、今のハウス栽培のものは旬の路地ものに比べて、栄養価が少ないと言われています。
そんな食事情をしっかり見極め、健康食品、機能性食品の活用が効果的でしょう。

　サプリメントは生活習慣病や老化、認知症などの予防にもなり、なによりも手軽に摂取することができます。
といっても、まず基本は毎日の食事の基礎栄養素を大事にしてください。
つまり総合ビタミンとミネラルを中心に据え、あとは栄養の偏りに応じて必要なものを補完しましょう。
（以上、元気で１００歳越え、認知症を防ぐ！タキザワ漢方廠より引用）


　認知症になってしまってからではなく、健やかに老いるために、運動、食事、趣味、サプリメント（自然健康食品）の摂取を毎日の習慣にしましょう。
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