2010年05月05日
老年期障害の引き金

↑店頭に咲いた花達。
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今日は、タキザワ漢方廠の会員だよりより、老年期障害の引き金について紹介します。
老年期障害の引き金 早期に見つけて!
(日本更年期医学会理事長 広前大学医学部産婦人科講座 水沼英樹教授)
<平均寿命とタイムラグ>さが国では男性も女性も平均寿命が延びてきていますが、他人の力を借りなくても自立して生活できる『健康寿命』は男性73歳、女性78歳と、平均寿命のタイムラグが8年ほどあります。
健康寿命が短い要因として、心臓病や脳卒中などの循環器系疾患や糖尿病となる人が多いことが挙げられます。
女性の場合、更年期の頃からこれらの病気の原因となる体の異常が始まっているといえます。
更年期とは閉経の前後10年間を指します。
更年期には女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少し、のぼせや発汗、肩こり、頭痛、イライラなどさまざまな症状が現れます。
気をつけて欲しいのは、更年期症状以外の病気が原因で症状が出ている場合もあります。
<気付かぬうちに進行>
更年期後の女性に多く見られる骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や動脈硬化症、認知力低下、尿失禁などの老年期障害は、その後の健康に大きな影響を与えます。
老年期障害は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)や動脈硬化症は進行しても痛くもかゆくもないため気付かないことが多いのですが、閉経後10数年経ってからある日突然骨折や心筋梗塞など重い症状となって現れます。
老年期障害は女性の健康寿命に大きな影響を与えるものであり、しかも更年期の時期から起っているのです。
このため更年期から老年期障害の予防に取り組むことが大事になってきます。
とくに骨粗鬆症(こつそしょうしょう)への対応はすべての女性に行ってほしいものです。
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